ファンタジー好きな女の子にお勧めしたい小説。

お勧めする本は、ライトノベルの「ちょーシリーズ」と呼ばれる長編です。
野梨原花南さん著書のシリーズ物で、題名が全て「ちょー」から始まり、
美女と野獣」、「魔法使いの弟子」などディズニーでもアニメ化された、
音楽に関係するネーミングになっています。
ファンタジーで、王子様と姫が出てくる王道ではありますが、
主人公達は少し風変わりな王子様と姫です。
美女と野獣のように、呪いをかけられ獣の姿になってしまった王子の元に、
凄く獣大好きな姫が嫁いできてしまいます。
ディズニーの美女と野獣を見た方はわかると思いますが、
真の愛の誓いをすると呪いは解けてしまいます。
しかし姫は人間が嫌いなので、もう一度獣になるように魔法をかけ直すという所から始まってしまいます。
冒頭から少しおかしな展開で始まりますが、軽快なギャグからシリアスまでしっかり書き込まれており、
文章が苦手な人でもファンタジーが好きなら、次々と読んでいけると思います。
挿絵も美麗で、宮城とおこさんという繊細なイラストを描く方が担当しているので、
イラストも合わせて楽しんで読んで貰えたらと思います。
完結していますが、全19巻と、番外編、派生品があり、長く楽しめます。
姫と王子のラブロマンスとギャグのお話なので、女性にお勧めです。